キャリア論

スキルシート落ちを回避!年間2000人を見ているコンサルタントによるスキルシート講座

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山口-yamaguchiこんにちは、山口です。
いきなりですが、フリーランスの皆さんにどうしてもお伝えしたいことがあるんです。

スキルシートの書き方を知らないためにせっかくの才能が認められていない方が多すぎます!!

フリーランスの方にとって、スキルシートが新しい企業との初めてのコミュニケーションになります。

スキルシートでうまくアピールできなければ、次のステップである商談に進むチャンスが手に入りません。

そこで、今回は

1年に2000枚以上のスキルシートを見ているテクニカルコンサルタントの私、山口若葉がフリーランスの方向けスキルシート講座

をお送りいたします!

◆目次
・スキルシート全体の取り組み方3つ
・経歴の部分には忘れがちな3つの○○を記載するのを忘れずに
・自己PRで伝えるのは大きく3つ!

スキルシート全体の取り組み方3つ

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◆取り組み方のポイント
①受け入れ側の目線を忘れない
②正確で具体的な情報を記載しましょう
③誤字脱字のミスには注意!

①受け入れ側の目線を忘れない

最初にお伝えしたいことは、

「受け入れ側の目線に立って書きましょう!」

当たり前のように思えることですが、意外とできていない方が多いんです。
どれだけ自分で満足するスキルシートを書けたとしても、受け入れ側にとって魅力的に映らなければ意味がありませんよね。
担当者の方は、フリーランスの方に即戦力として働いてほしいと考えています。
自分が受けている企業ですぐに活躍できることを証明するために、担当者のニーズに合わせて自分の得意なことやできることを適切に伝えることが肝心です。

そのためにどのように書けばいいのか、これから紹介していきます。

☆カウンセラーからのアドバイス☆
ポイント画像①

スキルシートがわかりやすいと担当者の方に「スキルが高い」という印象を与えやすくなります。

②正確で具体的な情報を記載しましょう

スキルシートには必ず正確な情報を記載しましょう。
そして正確な情報を伝えることで、参画後のミスマッチを防ぐことができます。
よく見かけるのは、シンプルに書きすぎてしまって商談時に本当に伝えなければならないことを伝えられずに終ってしまうこと。
シンプルに書きすぎたことで自分の能力に合わない企業に参画してしまってうまくいかなかった方もいらっしゃいます。

正確な情報を伝えるといっても、スキルシートは自分を売り込むために書いているということを忘れずに。

③誤字脱字のミスには注意!

企業担当者の人が実は細かいところまでチェックしているのが「誤字脱字がないか」。
エンジニアという職業柄、担当者の方も念入りに確認します。
スキルシートで誤字脱字があると、仕事でもミスをする人だと思われてしまうこともあるんです。

実際に、使用している言語の綴りミスや大文字小文字を間違えたままシートを提出してしまい、「エンジニアとしての意識が低い」と指摘されてしまった方も・・・。

よく見かけるミスワードを挙げてみますね。

Good例:×JAVA→○Java, ×Seaser→◯Seasar, ×PostgresSQL→◯PostgreSQL

︎経歴の部分には忘れがちな3つの○○を記載するのを忘れずに

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エンジニアさんのなかには、自分が使っている言語を
「ちょっとしか使ってないから」
とか
「実務レベルじゃないから」
といって記載しない謙虚な方がいらっしゃいます・・・。

これは本当にもったいない!!

経歴の部分を詳しく記載することで、担当者の方に適切な情報が伝わり、参画後のミスマッチを防ぐことができます。
そして詳しく正確に書くことで信頼を得やすくなります。

企業担当者の方に、少しでもあなたの魅力を伝えられるように、少しでも触っていたらどんどんシートに記載しましょう。

経歴のところの例を見てみましょう。

before例:
作業期間:2007/8~2009/3
システム名:ファッション系ECサイト
ポジション:SE/PG
工程:10
使用言語:PHP.JavaScript
OS:WindowsXP
DB:MySQL
作業内容:FuelPHPの理解。テストは仕様書作成。
その他:FuelPHP.Git

このままでは全ての情報がおおまかにしか伝わらず、自分がどこの部分を担当し、どのように取り組んだのか一切伝わりません。

After例:
作業期間:2007/8~2009/3
システム名:ファッション系ECサイト追加機能開発
ポジション:SE/PG
使用言語:PHP5.5・JavaScript2.0
OS:WindowsXP Linux(RedHat)
DB:MySQL5.6.l5
作業内容:FuelPHPの理解。テストは仕様書作成。
その他:FuelPHP.Git
より具体的に正確な情報を伝えるために皆さんが忘れがちなのは大きく3つあります。

◆経歴部分作成時のポイント

①使用言語のバージョン、フレームワーク、ツール
②案件の規模感
③自分の担当場所

①使用言語のバージョン、フレームワーク、ツール

言語のバージョンなどまで詳しく記載することで、人事の方がワードマッチを行った際に、自分が所属していた環境のことを具体的に書きましょう。

After例:
■バージョン
HTML5,CSS3,PHP5.5,Java8等

■フレームワーク
(ZendFramework/CakePHP/Symfony/FuelPHP/CodeIgniter/Slim/Smarty等)(Struts/Seasar2/Spring/PlayFramework/MyBatis/iBatis等)
(Knockout.js/AngularJS/CofeeScript/Node.js/Backbone.js/SproutCore/Sammy.js/Spine.js等)

■アプリケーション
(Apache/Tomcat等)

■ツール ※バージョン管理ツール・テストツール等
(JMeter/JUnit/PHPUnit/SVN/Git/Redmine/Jenkins等)

☆カウンセラーのアドバイス☆

ポイント画像①

自分が使っていない技術で、現場にはあったツールや環境は スキルシートを見る現場の人が誤解してしまうので、記載しなくて構いません。
もし記載をしたい場合は、経歴欄に「●●の環境でしたが、自分は●●なので使用していません」など明記しましょう。

EX.LAMP環境でしたが、自分はコーダーのため使用していません。等

②案件の規模感

企業担当者はどれだけの案件に対応できるのか事前に知っておきたいと思っています。

ここで大切なことはできるだけ具体的に書くこと。
例えば、DAU(デイリーアクティブユーザー)やDBテーブル数などの規模感、開発人数を書くことであなたがどのように開発に取り組んできたのか、企業担当者の方が想像しやすくなります。
特にアプリ系の案件を希望されている方は、デザイナーやサーバー担当のような担当ポジションまで記載しておきましょう。

もし、有名な企業やサービスに所属していたことがあるのなら、記載することで自己PRにもなるのでぜひ書いてくださいね。

After例:
会員登録機能コーディング(新規20画面・1000ステップ)
DBテーブル設計:50テーブル
会員数5万人、2万PV/日のサイト

☆コンサルタントからのアドバイス☆

ポイント画像①

負荷分散ができる人はどこの企業でも重宝されます。

■チューニング経験(SQL改善/ミドルウェア周り/アプリ周り)
■負荷分散経験
(レプリケーション/ロードバランサ/memcached等)の経験はすごく重視されます。

③自分の担当場所

自分の担当範囲を伝えておくことで、担当者の方は参画後のプロジェクトの予定を立てるときに役に立ちます。
たとえば、新規・既存改修のような自分がどんなフェーズに関わったのか。
クライアント側なのか、管理側なのか。
具体的にどれくらい関わったのか数字で表してみると・・・
実際に使用し、習得したスキルは?
などまで記載しましょう。

After例:

・テスト仕様書作成、テスト実施
・保守・運用
・新規参画者へのコーディング指導
・開発手法:アジャイル開発
《習得スキル》
・FuelPHPの理解→慣れるまでに苦労しましたが、休日も自宅で勉強をおこない、早期でのキャッチアップができました。
・テスト仕様書作成

根拠もなく自分の意見や希望ばかり記載すると、受ける企業の現場環境と異なればお見送りになってしまう可能性も!

☆コンサルタントからのアドバイス☆
ポイント画像①

GitHubやPixivで自分の成果物を提出しておくと、
・どのフェーズにどんなポジションで参画していたか
・現場で得たスキルを<コメント>として残しておく
と企業担当の方に喜ばれますよ!