キャリア論

介護師→エンジニア!異職種からのキャリアチェンジ事例から見る「ポテンシャル採用」で内定を得るために大切な2つのこと

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ポテンシャル採用サムネイル2

20131021yamadaこんにちは。山田です。

求人案件などで見かける「ポテンシャル枠」。
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は「エンジニアのポテンシャル採用」について、事例を交えてお伝えします。

ポテンシャル採用の多くは20代。
特に社会人1~2年目で自分の将来に不安な気持ちになっている方にとって、ポテンシャル枠は他業界、他職種へ方向転換する大きなチャンスです。

「がんばって就活して入った業界だけど、なんだかしっくり来ない・・・」
「このまま今の職場にいて大丈夫か・・・?」
そんな方は、一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

エンジニアのポテンシャル採用とは?

そもそもポテンシャル採用とは実務経験やスキルを重視せず、将来性を見込んだ人材の採用のことを言います。
通常、中途採用では即戦力を求められます。
しかし、将来性を見込んだ採用という点では新卒採用と近い考え方です。

エンジニアの場合、スキルチェンジもポテンシャル採用の1つとして捉えられています。
実際SIer出身で「本当は開発をやりたかったのに、できないな」と思っている人だったや、早い段階で管理側に回ってしまったが「このままのキャリアでいいのかな」と考えている人がスキルチェンジとしてポテンシャル採用されるケースが多いです。

もちろん、後ほどご紹介しますが全く実務経験が無い方が採用されるケースもポテンシャル採用においてはあります。

なぜいまポテンシャル採用なのか

IT業界ポテンシャル採用が話題になっている要因は深刻な人材不足です。
2015年問題とも言われているように、いまIT業界ではエンジニアが不足しており、企業のエンジニア採用が難しくなっていることがポテンシャル採用が盛り上がる背景にあります。
企業は中途採用で即戦力を求めるだけではなく、活躍しそうな人を育てていこうという動きに変化しているのです。

 

大手企業も積極的にポテンシャル枠で採用している

そんなポテンシャル採用に積極的なのは、実は規模の大きな企業です。
規模が大きなだけにしっかりした教育体制があり、早期に即戦力へ育て上げる力があるのが特徴的です。
対照的にスタートアップや規模の小さいベンチャーは教育コストがどうしてもかけられないので、ポテンシャル採用はそれほど多くないのが現状す。

ポテンシャル採用において重要な2つのポイント

通常の中途採用では経歴や経験を中心に企業は採用を判断しています。
しかしポテンシャル採用は経験・経歴がないため企業が判断するポイントが異なります。
ポテンシャル採用を決める際に企業が見ているポイントとは”学習しているか””目的意識を持っているか”の2つです。

◆学習しているか

一番のポイントは学習しているかです。
特に実際に手を動かしているかどうかは重要です。
自分でサービスを作ったりなどの成果があるとベストですね。

プライベートでも勉強していることがわかり、成果物もあると、企業側はそのエンジニアが活躍する明確なイメージを持つことができます。
「今はまだスキル不足な点が多いけど、プライベートでも成果を出しているならば早期に活躍してくれるだろう」と判断することができるのです。

一方、実際に手を動かしていない人は注意です。
よく若手の方で多いのが「〇〇がどうしてもやりたいんです」という方。
熱意を持って話していても、こちらから「実際に何をやっているのか」と聞くと、「まだ何もしていません」という方にこれまで何名もお会いいました。
これでは企業も「熱意は感じるが大丈夫かな・・・」と感じてしまいます。

そして最新情報をキャッチアップしているかに関しても学習しているかを測るポイントです。
情報の早いIT業界ですので、最新情報を知っているかはどれほど熱心に勉強しているかを判断するポイントになります。

◆目的を持っているか

中には「人としての魅力がポイント」と話す採用担当の方もいます。
私が多くの採用を見てきてわかったことは、人としての魅力に繋がるのは目的意識です。
企業側から見ると、ちゃんと目的を持って人生を選択している方が、説得力があり、魅力的に映るのです。

自分のキャリア全体を見て、これまでやってきたこと、今やっていること、これからやりたいことを論理的に説明できることが重要です。
ただなんとなくPHPを勉強するよりも、目的意識から[なんでPHPを勉強するのか]という理由を説明できたほうが説得力がつきますね。
そこを企業は見ています。

この他にもやはり熱意や企業文化に馴染めるかという点はもちろん見られますが、ポテンシャル採用において「学習しているか」「目的をもっているか」は特に大きなポイントです。

 

ポテンシャル採用事例:介護職からエンジニアへ

ここでは、実際にポテンシャル採用された方の事例をご紹介します。
(本人には掲載をご了承いただきました。)

私が過去にサポートした方の中で、介護職からエンジニアになった方がいらっしゃいます。

その方(以後Aさん)はユニークな経歴をお持ちで、最初は作曲家を志望されていました。
作曲に専念するため、高校も1年の時に中退し作曲の専門学校に入学。

しかし、1年ほどで辞めてしまい、介護職としてアルバイトをしていました。

その後介護職員として正社員になったAさん。
しかし、ずっと胸には「手に職をつけたい」という想いを抱いていたそうです。
そんな時、たまたまプログラミングに関する記事に出会います。

自分を変える決心をしたAさん。
早速、2ヶ月のプログラミングスクールに通ってみたそうです。
プログラミングでものを作るということが作曲に似ていたことがあり、そのままプログラミングにのめり込んでいきました。

その結果、Aさんは介護職としての仕事を続けながら、オリジナルのRSSサービス、Twitter関連のアプリ、そしてURLを短縮サービスの逆を行く「URLを長くしてしまう」というネタ系のサービスといった、3つのサービスを個人でリリースしました。

Aさんがエンジニアとしてのキャリアを弊社にご相談いただいたのは、そんなタイミングでした。

私は迷わず、あるベンチャー企業を提案しました。

その企業は文化として「学歴ではなく、サービスを作れる人が強い」という考え方をもっている企業です。
面接ではこれまで学習してきた成果、そして一度は挫折しながらも目的を持って進んでいくAさんの熱意が評価され、結果、相談から2週間程で採用が決まりました。

もちろん、経験や知識があったり、学歴が良かったりすることに越したことはりません。
しかし、それよりも大事なのは「今何ができて、どれだけ熱意を持っているかである」ということを再確認したケースでした。

 

まとめ

20131021yamadaご相談にお越しになる方の中には「エンジニアに興味があるけど、今からでは遅いですよね・・・」と半ば諦めている方もいらっしゃいます。

でももし、本当にエンジニアとしてのキャリアを歩みたいのであれば、すぐに動き出しましょう。
なぜなら、年齢が上がるにつれてスキルや経験が採用基準で重視されるからです。

もし転職を悩まれている方、ぜひご相談ください。