インタビュー

コードで織りなすボケ&ツッコミの世界・・・エンジニアの新定番スポット’Hackers Bar’訪問レポート

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サムネ2

20131021yamadaこんにちは。山田です。

2014年5月、六本木に突如オープンした「Hackers Bar(ハッカーズバー)」。

ハッカーズバーって初めて聞いたとき、なんかこんなイメージが一瞬思い浮かびました。

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ハードル高いなあ・・・
でも、ちょっと気になる・・・
・・・・行くっきゃない!

ということで、同僚と早速訪問してみました。

「ハッカーズバー=いわゆるハッカー集団の溜まり場」ではなかった

アクセスは大江戸線六本木駅徒歩1分。
ビルの4Fにお店はあります。

おそるおそるお店のドアを開けてみると・・・
・・・あれ?

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すごいおしゃれ!!??
ちゃんとしたバーだ!
と思いきや。

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Mac。
カウンターの上にMac。

カフェでMacをいじる光景はよく見かけますが、「バーでMac」ってなんか新しい。

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Macがあって、ハッカーが集まるバー。なるほど、これがハッカーズバーかあ。

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あれ?マスターがMacで何かやってる。

コード画面

コード・・・!?

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そう、お客さんだけでなく、マスターもハッカーだった・・・!

ハッカーズバーの醍醐味は、マスターの中尾氏が即興でコーディングを行う「ハッカーズライブ」!

要件をその場で伝えると、目の前でリアルタイムなソフトウェア開発が行われるのです!

お客さんのコーダーやプログラマーから「もっとこうやったほうが速いよ」などつっこまれることもあるので
「ツッコミを期待して、あえてネタを仕込む事もある」とマスター。

コードが読める人の間でのみ成立するボケ&ツッコミ・・・
たしかにこれは間違いなくハッカーズバーです!

ちなみに、写真を見ると静かな雰囲気の中黙々とコーディングしているように見えますが、BGMはダンサブルでノリノリ。
この日は一番奥にあるモニターに安室奈美恵さんのライブ映像が流れていました。

せっかくなのでお酒を

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いやぁ、これはきれいな青ですね。
名前はまさかの「ブルースクリーン」。
・・・この言葉を聞くだけで胃が痛くなるエンジニアさんもいるかもしれません。

でも、飲んでみるととっても爽やかな飲み口。
なんだかリリース直前の急な仕様変更も乗り越えられそうです。

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こちらは「ハッカー・イン・ザ・デス」。
アブサンベースとドクターペッパーのカクテルでかなりのパンチがあります。

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こちらは「スパゲッティ」。昔、祖母がくれたハッカ飴の味がします。いい意味で。

「俺はスパゲッティコードを飲んでるんだぜ・・・!」って思いながら飲むと、
苦い経験を乗り越えた気分になれるかもしれません。

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コースターにもコードが。
遊び心を感じます。

お酒を楽しみながらリアルにプロダクト構築見ることができるハッカーズバー。
かなり面白い体験でした!

こんな楽しみ方も

「さて、そろそろ帰る時間かな・・・」
と席を立とうとすると。

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マスター「昨日ガチャ作ったんですけど、1回やってみませんか?」

なんと、マスターお手製のガチャ。
せっかくなので、引いてみると・・・

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ウォッカが当たりました!

早速奥から本物のウォッカが出てたので、ショットで。
弊社スタッフがおいしくいただきました。

マスター自身が新しい遊び要素をどんどん作るのも、
ハッカーズバーの魅力ですね。

 

マスターでHackerの中尾彰宏氏へインタビュー

マスター・中尾彰宏氏に、ハッカーズバー開店の経緯と、今後の展望についてお伺いしました。

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中尾彰宏氏

宮崎大学医学部出。医師免許を取得しながらもITビジネスに惹かれ、卒業後は株式会社ミクシィに入社。ソーシャルネットワークの開発に携わる。その後もベンチャーを数社経験、現在は遺伝子検査サービスなどを提供する株式会社ヒメナ・アンド・カンパニー(http://hymena.jp/)代表取締役を務める。2014年5月に六本木に「Hackers Bar(ハッカーズバー)」をオープン。

 

ハッカーズバーを始めたきっかけは?

2013年の5月にシリコンバレーやコロラド州のボルダーを回っていたのですが、その街なかに大道芸人やパフォーマーがいたんです。で、その中にバケツをひっくりかえして叩いている「バケツドラマー」がいて。メチャクチャかっこよかったんです。しかも彼らはチップだけで1日200~300USDも稼ぐと聞いて。「ストリートでもそんなに稼げるのか!じゃあ俺もやりたい!」って思ったんです。でも、ギターやドラムでは彼らに勝てない。「勝てるのはライブコーディングだけだ!」っていうのがきっかけですね。

でも、やっぱり変だなって。道端でコーディングしてプロジェクター出して見せるのは。そこで、既に京都にバーを1件持っていたので「東京に出すならライブコーディングバーだな」って、開店に至りました。

バーならお酒も飲めるし、自分も飲みながらコードに触れられるし。ビジネスについて語ることもできる。もちろん、コードを書いている最中のような地味な時間もどうしても出てくるので、そういう時はお酒やフードを楽しんでもらって、時折モニターをフッと見ると「あ、なんか進んでる!」みたいな。そういった「モノができていく瞬間」を味わってほしいです。

たとえばWebアプリのコーディングをして最後にF5を押すと、想像していたものがバッと出てくる。コードに詳しい人もそうでない人も、感動すると思うんですよね。「そうそう、これだ!」って。

では、六本木を選んだ理由は?
特にないです。はじめからエリアにはあまりこだわってなかったですね。で、その中でここを選んだ理由というのが、実は僕もともとは前の店の客だったんですよ。でもある日、オーナーから「誰か代わりにこのお店やらないかな」って話を聞いて。ちょうどその当時バーの物件を探していたところだったので、費用感など加味しながらその場で10分くらい考えて決めました。

10分!すごい判断力ですね。

いや、かなり真剣に考えましたよ。
多分普通だったらすぐに「とんでもない!」って話で終わると思うんですが、この時はガチで考えました。
店にはモニターがあるし、広すぎないし。ここが丁度いいんじゃないかって決めて。
最初はオーナーや前の店のスタッフの方と協力しながらオープンしました。

お客さんはどんな方が多いですか?
ほとんどエンジニアです。Web系の方がほとんどですね。
客層も幅広く、若手の方もベテランの方もいらっしゃいます。

確かに、エンジニアの方にとっては特に話題性があるお店ですよね。 お店の目玉が「ハッカーズライブ」ということなのですが、エンジニア以外の職種の方が来てもいいのでしょうか?

もちろんです!
エンジニアでない方にもぜひお越しいただきたいです。
むしろ、どちらかというとハッカーズバーのコンセプトの本質はそちらにあります。

「システム作りたい」って思っている人がどこに行けばいいのか?って結構悩ましいんです。
だいたいは友人に紹介してもらうとか、クラウドソーシングで依頼したりとか。
そういう方法は既にあるけれど、でも、実際に会って話を詰めるのってすごく大変だしハードルが高い。

そうじゃなくて、バーに1回来て飲みながら要件伝えていただければ
「こういうスケール感でこうやればいいんじゃないですか?」とその場で言える訳です。
ここはプロのエンジニアも、システムで困った人も両方が集まる場なんです。

「エンジニアが集まる場所」、というよりも「エンジニアに相談できる場所」、ですね。

要はクリニックと一緒で、相談に乗る場なんですよ。そして解決をする、と。

まさに「IT界のドクター」ですね!

そうですね。あと、プロが開発を実際に行っている所を見たい学生にも価値がある場だと思います。


今後の展開は?
このバーの原点はアメリカなので、やっぱりシリコンバレーみたいな「モノが生まれる拠点」にしたいです。
「このサービスのアイデアはハッカーズバーで話している中で生まれた」とか。

あと、飲食店向けのアプリを開発する際のクローズドβなどにもどんどん協力したいです。
特殊な、例えばコースターにQRコード埋め込むとか、スマホ決済とか。何でも喜んで協力しますよ。

後輩も育てたいので、一緒に働く人も探しています。
毎日バイトするだけでコードが覚えられる、いい職場ですよ(笑)

本日はありがとうございました!

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恒例の記念撮影。お忙しい中、快く取材に応じてくださいました。


20131021yamadaコンセプトはエンジニアにシステムを相談できる「モノづくり拠点」だというハッカーズバー。

エンジニアの新しい定番スポットになりそうです。

ぜひ一度、足を運んでみてください!

 

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