注目トピック

ハードウェア素人でも活用できる!DMM.make AKIBAを徹底取材!

  • この記事をシェアする
  • 0
  • 1
  • 0
サムネイル

ishikawa_SSこんにちは。
お酒が強くないので、年末年始シーズンはおとなしくしていた石川です。

それはさておき、皆さん、秋葉原に新しく誕生した【DMM.make AKIBA】をご存知ですか?
DMM.comがハードウェア・スタートアップを支援する為に開設したものづくり施設。
それが、【DMM.make AKIBA】です。
そう聞くとハードウェアに詳しくないと利用は難しそうだなと感じる方も多いかもしれません。
実際はどうなのでしょうか。
今回はそんなものづくりの聖地DMM.make AKIBAにお邪魔してきました!

この記事の見どころは・・・?

・お値段数千万円の機材が鎮座!
・初心者もスタッフのサポートや講習が受けられる!
・樹脂だけでなく金属、石膏で3Dプリント!
・12Fにはアメリカンなシェアオフィス!
・コラボを誘発するバーカウンター!
・出資の話にも使われる防音ルーム!

 

DMM.make AKIBAとは?
DMM.make AKIBAは、ハードウェア開発に必要な最新の機材を取り揃えたDMM.make AKIBA Studio。
シェアオフィスやイベントスペースなどビジネスの拠点として利用できるDMM.make AKIBA Base。
ハードウェア開発のトータルコンサルティングを行なうDMM.make AKIBA Hubで構成された、ハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設。

DMM.make AKIBAに行ってきた

ADS_6784

DMM.make AKIBAがあるのは秋葉原駅からすぐのところ。
ビルのまえには目立つカンバンが出ていました。
ここからDMM.make AKIBAが始まります。

ADS_6507

そして、今回DMM.comの下池さんにDMM.make AKIBAを案内してもらいました。


 

10F ものづくりに必要なモノは全て揃うファクトリー

早速ハードウェア開発のメインであり、最新機材を揃えた10FのStudioに潜入。

fa_studio_map

10Fはこのようにメインとなるワークスペースの他に集中して作業できる部屋がいくつも作られていました。
こちらの設計は扱う機器によって区切られており、利用者の利用しやすさを考えた構造になっています。

ADS_6495

ADS_6604

早速、Studio中に入ると廊下の壁は全て黒板。
取材当日はクリスマス前だったこともあり、壁中にクリスマスのペイントが施されていました。

ものづくりの拠点と聞いてどこか無機質なイメージをもっていましたが、おしゃれ度の高さにびっくり。

ADS_6496

下池氏「10Fは”秘密基地”をコンセプトにアメリカのガレージをイメージしてデザインされているんです。
壁も基本的には黒板で、告知もポスターは貼らず全部チョークで書いています。
この床のフローリングもわざわざアメリカから取り寄せた木材をつかっています。」

なんと・・・何気なく歩いていた床の木材もmade in U.S.Aとな!?
細部までこだわりを見せる空間はさすがものづくりの拠点。

メインのワークスペースは360°機材

 

MAP1

ADS_6501

受付の横には無機質さがありながらもおしゃれな棚に入れられた大量の材料。
(この棚がバイオ○ザードっぽいなって思ったのは私だけでしょうか。)

下池氏「ここで作業される方がわざわざ外で資材を買ってこなくていいように必要な資材はこちらで手に入るように準備をしています。」

こちらも、作業する方のことを第一に考えた仕組みになっているんですね。

ADS_6504

何気なく壁にかかっている工具も全部使い放題とのこと。

ADS_6555

ここが一番のメインであるワークスペースです。
天井が高く、ここが秋葉原ということを忘れてしまうほどの開放感です。
まさに、工場という感じ。

下池氏「Studioに入居している方は基本的にはこのワークスペースで作業をされます。
ここにある機材は基本的には自由に使えるのですが、一部予約が必要だったり、スタッフの立会が必要な機材もあります。」

石川「現在は何名程の方が入居されているのですか?」

下池氏「約100名程の方が入居されています。入居者はある程度技術が分かる方がほとんどですね。それぞれ目的があってこれまでも何かを作っていた方が、よりモノづくりしやすい環境を求めて入居されるケースが多いです。」

石川「ハードウェアにこれまで関わったことのない人が入居するのは難しいのでしょうか?」

下池氏「機器の使い方に関してはスタッフがサポートいたしますので、Studioに入居することで機材の使い方は学べます。
また、操作に特定の知識が必要な設備も常駐スタッフがサポートします。
機材操作に関するワークショップも今後開催していく予定で、受講することでご自身で操作できるようになります。」

ADS_6520

ワークスペースには複雑な形状にも加工出来る5軸や3軸のCNC加工機が並んでいました。

ADS_6524

3Dプリンターではこのようなコップもあっという間!

ADS_6528

こちらはレーザーカッター。

ADS_6530

プラスチック・木材の板にこのような模様も簡単に入れられます。

ADS_6533

うまく技術を使いこなせば、このように繊細な模様の蝶をつくることもできる!

下池氏「ここにある機械はこれまでも1つ1つであれば、どこかで使うことはできました。
しかし、1箇所に集積している場所がなかったので、利用したい人はわざわざそれぞれの場所へ行くしかありませんでした。1つの場所にこれだけの機材が集まっていること。それがDMM.make AKIBAの価値であり、ハードウェア・スタートアップの方々がここに集まってくる理由の1つです。」

石川「ここの機材は総額5億円の投資とお聞きしました。」

下池氏「創りだす機械だけでなく、実際に製品を作る上で必要になる検証機器なども導入しており、幅広くカバーする機材を揃えたため高額になっております。
ニッチな機材も準備するくらい、DMM.comはものづくり支援には本気なんです。」

ADS_6594
こちらがその半導体の機械。

数百万円のソフトが利用可能なPCルーム

MAP2

ADS_6538

ワークスペースの隣にはPCが何台も揃えられたデザインルームがありました。

下池氏「ここではCATIAなどの高性能なCADやCAMなどのソフトを利用することができます。」

ADS_6542

PCの隣には小さな3Dプリンターが設置されており、本番前のテストが3Dプリンターでできるという。素敵!
これで本番も安心ですね。

分野に特化した個室スペース

MAP3
次は専門的な機器が揃っている作業スペースを案内してくださりました。

ADS_6574

部屋の入り口はアメリカっぽさではなく、近未来を感じさせるデザインでした。

下池氏「実は全ての部屋の入り口にタブレットを埋め込んでいるんですよ。」

石川「えぇっ!この『Locker』を写すためだけにですか!?」

下池氏「細部までこだわっているんです(笑)」

ADS_6582

こちらはUVプリンター。

ADS_6581

スマートフォンのケースにもこんなに細かいイラストを印刷できてしまうんです。
こちらも入居者の方なら自由に使うことができるそう。

ADS_6609

ギャラリースペースにはなぜかガラガラの本棚が置かれていました。

石川「あれ、この本棚寂しいですね?」

下池氏「ここには入居者の方にとって本当に役立つものを揃えるために、入居者からリクエストがあった本だけを揃える様にしているんですよ。
まだDMM.make AKIBAが開設されて1ヶ月なので空きが目立ちますが、徐々に増やしていこうと考えています。」

3Dプリンターは未来に溢れている

12Fを案内していただく前に、特別に11FでDMM.makeの3Dプリンターでの制作場面を見学させていただきました。

fa_hub_map

撮影はNGということで一部しかお見せできませんが、3Dプリンターも今では樹脂だけではなく、チタンやゴムやポリカでも自由に作ることができるよう。

まだ馴染みの薄い分野ではありますが、ここには未来がつまっていました。

ADS_6654
3Dプリンターで作成された作品

ゴムや金属など多彩な材料で制作されていました。

ADS_6649

こんなに可愛いアクセサリーもいまや3Dプリンターでできてしまうんです!

ADS_6669
こんな本格的な牛の置物だって3Dプリンター。
材料は石膏で作られています。

>>  Baseは誰もが憧れるおしゃれシェアオフィス

 12F Baseは誰もが憧れるおしゃれシェアオフィス

では12FのBaseへ。

ADS_6672
12FのBaseもアメリカのガレージ風でした。
シェアオフィスということもあり、心なしか10Fよりもおしゃれな気配が漂っています。
すぐに目についた扉にはBaseのコンセプトである”OPEN SHARE JOIN”の文字が掲げられていました。

下池氏「1人で入って来た入居者も、ここでつながりを作り、新しい発想が生まれればいいなという思いから”OPEN SHARE JOIN”というコンセプトを掲げているんです。
もちろんこのシェアオフィスだけを使いたいという方も歓迎しております。」

Free address Space

MAP4

ADS_6676
シェアスペースに行くとまず目についたのが10メートル以上の長いカウンター。

石川「なっなぜシェアオフィスにバーカウンターが・・・!?」

下池氏「このテーブルはカウンターではなく入居者の方のデスクなんです。
フリーアドレスなので、入居者の方はテーブルの自由なところで仕事ができます。」

こんなおしゃれなテーブルで仕事ができるなんて!

ADS_6703

シェアオフィスらしくこのカウンターの下には全席にコンセントが用意されていました。

石川「もしかしてこの椅子もアメリカからなんですか?」

下池氏「アメリカからではないですが、Baseの椅子は手作りのものもあるんですよ。」

石川「ハンドメイドのものもあるんですか!?こだわりがすごい・・!」

ADS_6678
さらにカウンターの作業スペースの隣には、休憩ができるステキなバーがありました。

ADS_6684

メニューもこんなに沢山。
昼間はソフトドリンクだけとのことでしたが、横にはビールサーバーが置いてあり、イベント時にはアルコールも出しているようです。
スカイツリーも見え、きっときれいな夜景がみえそう。

ADS_6712
壁の一部はこのようにホワイトボードになっており、どこでもMTGができます。

ADS_6725

Baseの本棚はStudioの本棚とは対照的に様々な本が並んでいました。
ここでは新しい発想を産んで欲しいというコンセプト通りデザイン系が多い印象でした。

ADS_6728
ホワイトボードで区切られたテーブルも用意されているので、複数人での利用も問題ありません。

ADS_6738

壁には大きく’OPEN SHARE JOIN’のコンセプトが掲げられていました。

スタートアップの秘密を守る個室も完備

MAP6

ADS_6751
こちらは個室スペース。
ハードウェア・スタートアップは外には出せない情報が多いからという配慮。
取材させていただいた時点では静かでしたが、ほぼ全ての部屋にはもう予約が入っており、すぐに満室になってしまうとのことでした。

完全防音の秘密の部屋

ADS_6756

そして最後に、とご案内いただいたのがこちら。

ADS_6757
ジャッジルームと呼ばれる部屋。完全防音なんです。

下池氏「ここの部屋では重要なことを決める為に用意しています。
これまでですと、入居者を決める面接や投資家と起業家の面談なんかで使われています。
普段のMTGで使われることはあまりないですね。」

過去にスタジオだった部屋を改装して作られただけあり、室内でどんなに話しても外は恐ろしいほどの無音。
こんなところでの面接はかなり圧迫感がありそうですね。

ADS_6779
最後にBaseの前で記念写真。下池さんありがとうございました!


ishikawa_SSDMM.make AKIBAは入居者のことを第一に考えた「秘密基地」でした。
ここから世界に羽ばたくハードウェアスタートアップがどんどん生まれることを考えるとワクワクしますね。
Sdudioはスタッフの方のサポートがあれば、初心者の方も利用できそう。
Baseはぜひ皆さんに体験していただきたいステキ空間でした!

ちなみに、今回取材させていただいたDMM.make AKIBAのご利用料金はこちら。

キャプチャ

関心のある方は見学もできるそうです。
詳細はこちらから。