キャリア論

【キャリア論】転職7回目の35歳があっさり内定?知っておきたい企業の採用方針

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20131021yamadaこんにちは。転職のお手伝いをさせていただいている、山田です。

本日はエンジニアさんからよく質問される事について書きました。

内容は・・・

「リアルな話、転職回数が多いと不利なのか?」
そして、その転職回数の捉え方には、
「企業が成長していくフェーズごとの採用方針の変化」関係ある
というお話しです。

転職回数が多いと、やっぱり不利?

どうやら、いろんな場所で、
「転職回数が多いと不利」とされているようで、
多くのエンジニアさんから質問されます。

私も、たしかに「有利か不利か?」と単純な二択で問われれば
「どちらかといえば不利ですね」と答えます。

しかしこれ、あくまで平均で見た場合の、一般論にすぎません。

ちょっと具体的な話をしましょう。

当然ながら、不利になるかは転職理由や経歴次第

一般的に、20~30代は多くて4回の転職が限度といわれており、
私の経験では、それ以上になると、やや書類審査が通りにくい傾向にあります。

理由はシンプル
「入社してもすぐ辞めてしまうのでは?」と
思われてしまうからです。

企業の選考基準によっては
転職回数が理由で書類審査に落ちてしまうことも、
確かにあります。

しかし、職務経歴書に退職理由をきちんと明記し、
その退職理由が企業にとって納得できるものであれば
審査を通過するケースが多く見られるのも事実。

大抵の場合、この業界の企業は
転職回数だけ見て求職者を判断しません。

経験・実績・スキル・人柄・志望動機・キャリアプランなど
複数の要素を総合して評価しています。

実例で見る、内定獲得のケース

現に、35歳で転職7回目というエンジニアさんの転職サポートを
最近担当させていただきました。

転職回数は多かったものの、
Java・Ruby・PHPの3言語を扱える技術力と
10名以上のマネジメントを行ってきた実績が評価され、
最終的に某有名ベンチャーに転職が決まりました。

「そりゃあ、スペックが高けりゃどこでも決まるんじゃないの?」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、彼の転職があっさり決まった背景には
彼自身のスペックに加え
応募する企業の選び方にも、勝因があったのです。

企業の成長フェーズによっては
転職回数が不利にならない

実は、企業の風土や成長フェーズによって、
採用方針には傾向があり、変化していきます。

複数の企業の事例から、ざっくりと以下のような4分類で図表にまとめてみました。

・創業期
・拡大期
・中堅企業
・大手企業

順番にご紹介します。

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創業期:基盤をかためる人材

たとえば、創業したての時期は
企業の基盤を1から作っていくために
長く勤める人材が必要とされています。

そのため、短期間で何度も転職を行ってきた方よりも1つの企業でしっかりと
基盤固めを経験した方が歓迎される傾向にあります。


 

拡大期:次のステージを目指す

創業フェーズから成長して、拡大と組織化が始まると
成長スピードを加速させるために多方面の突出したノウハウ・経験をもった優秀な人材を求める傾向があります。

そのためか、このフェーズでは
転職回数を特に気にしない企業を、お見受けします。


 

中堅企業:自社風土を育む新卒採用に注力

中堅といえる規模と歴史を持つようになると、
これからの企業を担う人材を自社で育てるために
本格的な新卒採用がはじまります。
この段階では、転職回数にネガティブなケースが見受けられます。

ただし、第二新卒枠の場合は事情が異なります。

社員の平均年齢が高い企業が、いざ新卒採用を行うと、
今いる社員と新卒社員の間にぽっかり穴が開いた
バランスが悪い組織体制になりがちです。

そのような組織体制のデメリットとして、
年が離れたスタッフ同士の意思疎通や価値観の共存が難しく、
協調性がない体制というリスクが出ます。

また、将来的にIPO(株式公開)を目指す上でも組織体制の安定は大切です。
こういった状態の企業では、
社員の世代間を埋める第二新卒が、歓迎される傾向にあります。


 

大手企業:安定と定着

大手企業ともなると、全国から応募が集中するため採用倍率が高く、
応募者を絞るために厳しい採用基準を設けています。

また、企業に定着する人材を求める傾向が強いため
転職回数が多い応募者は書類審査に通りにくいのが実情です。


 

先ほどご紹介した転職7回目のエンジニアさんは、
このような企業の成長フェーズに着目した上で
自分が活躍できる企業を見つけられました。

企業フェーズの変化は、チャンスでもある

これも時々話題になります。

1度書類審査で落ちた企業も、成長して採用方針が変わったことで
数年後応募したら通るケース、実際にあります。
(もちろん、その間に実績を積んでおくとさらに有利)

当然ながら、ご紹介した事例は、わかりやすく説明している一例で、
大企業でも特定のスキルを持つ人を
ピンポイントで採用する場合も、多々あります。

このような個別企業の状況は、
我々、現場を知る転職エージェントが詳細に入手しているので、
転職の際はぜひご相談ください。

まとめ

転職回数の影響は・・・

・これまでどのような実績を積んできたか
・希望する企業が、どのあたりの成長フェーズにあるのか

の組み合わせによって、大きく変わります。

時にはこういった「企業のフェーズ」という観点で
自分の価値を考えてみるのは、いかがでしょうか?

 

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