キャリア論

「頑張る人ほどハマってしまう」エンジニア300人以上に同席して分かった、自己PR 3つの罠

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苦手な人も多いエンジニアの「顔合わせ」でありがちな罠と対策とは・・・

「顔合わせ」とは、エンジニアさんと企業さんがお会いして、一緒にお仕事をしていくか否かを決める重要な時間。

フリーランスであれば必ず通る「顔合わせ」ですが、「何をどう話せばいいんだ?」と困っているエンジニアさんが多いのも事実。

そこで、年間300件以上の立会い経験から導き出した「陥りやすい3つのピンチ」と「うまくいくポイント」をご紹介致します。

■登場人物
エンジニアさんDSC_1376222_opt
企業担当者さん07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)

罠1:マシンガントークでPRタイムを使い果たす

まず意外とありがちなのが、内容ではなく時間配分の罠です。

「このアピールタイムを逃さないぜ!なるべくたくさんの情報を提供しなくては」と、気合をいれるあまり・・・

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「では自己PRをお願いします。」

DSC_1376222_opt(・・・きたー!自分の人柄を押し出すべく、ストーリー仕立てでしっかり印象付けるぜ!)「はい!まず経歴をお話し致しますと、神奈川県川崎市に生まれまして…

(3分経過)

DSC_1376222_opt「…というのがこの業界に興味をもったキッカケで、当時19歳の私は彼女と勉強の間で…」

DSC_1376222_opt「…ということがあってこのスキルを使った案件を何件もこなし、そこで出会ったのがこのゲームなんです。そこからの僕は…」

(5分経過)

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「ふむふむ…(まだ語るのかな?そろそろ、こっちもつっこんだ質問したいな)」

DSC_1376222_opt「…というわけで、その時に自分が習得したことに関するナントカカントカ…」

(10分経過)

DSC_1376222_opt「…つまりですね、自分はこういったことに自信がありカクカクシカジカ…」

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「・・・ほほう。興味深い経歴ですね。あぁ・・・そろそろお時間です。本日はありがとうございました。(結局、聞きたいこと質問できなかった…)

 

これで解決!コミュニケーションはターン制で考えよう。
1ターンは長くても3分目安で交代です。

顔合わせの際、企業の担当者さんは
「共に働ける人柄なのか」「必須スキルを持っているか」などを
限られた時間内で見極めるため、
ある程度決まった質問を用意していることがあります。

ですから

3分程度自己PRができたら、次は企業側のターン。

あとは会話のキャッチボールをしつつ、
まずは企業担当者さんの話に耳を傾けましょう。

罠2:強みにコダワリすぎて空回り

自分の強みを出すのは基本ですが、こだわり過ぎると・・・

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「あなたの強みを教えてください。」

DSC_1376222_optPHPが得意です。PHPで開発した経験なら鳥取砂丘の砂の数ほど。大学を出てからずっとPHPに浸かっていましたのでPHPなら自信があります。特にPHPの…」

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「・・・なるほど。すごい経験数ですね。ありがとうございます。(いや、あの今回Javaメインの案件なんですよね・・・案件内容見てないのかな)」

 

緊張と強みアピールに集中するあまり、
企業が求めるスキルに繋がらない点で
アピールし続けてしまう方が、たびたび見受けられます。

これで解決!基本に忠実に、強みを案件につなげる

基本中の基本ですが、顔合わせの前には、
必ず案件の内容と経歴の共通点を再確認しておきましょう!

 

企業担当者さんの側から見ると、

顔合わせの約1時間で「その人に必要なスキルが本当にあるのか」を
見極めなければいけないのですから、

強みを出したら「かならず最後は案件の内容につなげる」
これが外せないポイントなのです。

 

実績もスキルもある方ほど
「実力をキッチリとアピールしなきゃ!」と夢中になって、
意外と関係ない言語の話まで脱線してしまいがち。

しかし決定するエンジニアは、一見、脱線したような話題でも、
必ず最後は案件の内容につなげています。

罠3:経歴で壮大に昔語り

「これまでの経歴を聞かせて下さい」という質問で、ついハマってしまうパターンです。

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「これまでの経歴を簡単に教えて下さい。」

DSC_1376222_opt(今こそアピールのチャンス!スキルの積み上げを初期からしっかり伝えるぞー!)「はい。これまで8年程現場で働いていました。まず専門学校を卒業後、自分の強みでもある○○を活かせる開発の現場に携わりたいと思いまして、システムエンジニアとして就職。そもそも私がエンジニアに興味をもったキッカケと、当時の環境を詳しく話しますと……次に、ゲーム業界にも一度携わりたいと思い、○○を習得。当時はまだ○○は使えるひとが少ない感じで…2006年に2つ目である株式会社△□に入社しました。当時の△□は少人数の開発チームで…2007年には、さらに…」

07ecb8329851b897c25a62ccbee049be1_opt (1)「あ・・・もう時間ですね。ありがとうございました。(6年前のことより、最近やってたことの方が知りたい…。)」

これで解決!経歴は直近3年をメインに語る

キャリアを聞かれた際、
業界初期から順を追って説明しようとする方は多いです。

しかし、企業が欲しているのは
「即戦力」として使える最近の経験。

では最近とは、いつくらいが妥当なのか?

言語ごとの差はありますが、経歴・実績を説明する場合は・・・
ざっくり「
過去3年を目安」にするのをオススメします。

4年以上前はあっさりめに、
直近3年は経験や実績を詳しく語る方が、
言語や開発環境のバージョンも現在に近く、
企業担当者さんもあなたの活躍を鮮明にイメージできます。

まとめ

300人以上の同席からまとめた罠、いかがだったでしょうか。

一言でまとめると、成功する基本パターンは

「多くの企業が判断軸にする3年以内のスキルと経験について、
かいつまんで自己PRし、おちついて質問を交換すること」

これです。シンプルですよね?

顔合わせの場は、あくまでも「双方のコミュニケーションの場」。
あらかじめ企業が欲している情報と、自分が語るべき内容を知っておくことで、顔合わの成功率はグンとあがります。

是非リラックスした状態で顔合わせに挑んでくださいね!